ひとりで悩まないで 顎の不安・無呼吸症候群

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今、日本で口が開かない、あごの関節が痛いなど【顎関節(がくかんせつ)症】と呼ばれる症状を訴える人が急増しています。肩こり・頭痛・その他ストレスによる様々な病気の多くが、実は「咬み合わせ」の不正によると言われている事をご存じですか?
「あご」の不調は、身体全体にも影響を及ぼしてしまうのです。

アゴの筋肉のストレスや関節の異常は、口の周りや頭蓋骨をとりまくさまざまな神経を刺激します。
実は、アゴの周りはさまざまな神経が走る敏感なゾーンで、顎関節のある位置はとても重要なところなのです。精神的ストレスも影響しやすく、精神的に落ち込むと、からだの抵抗力も弱まり、歯ぐきから出血しやすかったり、噛む力も弱まるなど、あごのコンディションも崩れがちに…。



下あごは、顎関節だけで頭蓋骨に組み合っていて、筋肉によって自由に動かされています。


最近では、原因不明で悩んでいた肩こりや偏頭痛などが、歯の治療や噛み合わせの修復によって治った・・・、というケースが増えてきています。また、噛み合わせを治すことで姿勢がよくなる場合もあります。異常なまでに腰の曲ったお年寄りを見かけなくなったのは、よりよい義歯の普及によるものなのです。

歯と歯の噛み合わせの異常を不正咬合と言いますが、 不正咬合の一番の原因はアゴの発育の悪さです。食生活の変化に伴なって、小さい頃からあまり噛まずに育ち、アゴの発育が不十分な人が多い今の若者。
アゴが小さいと歯が生える場所を失い、歯並びが悪くなります。

ガタガタ、グラグラの歯、歯抜けはアゴの筋肉に不当なストレスをかけ、筋肉痛、さらにひどくなると関節がずれるという事態を引き起こすのです。



なぜか肩こりに悩むOLが多いのも、アゴの具合によるものかもしれません。顎関節症は若い人ほど多いのです。


欧米人は子供のうちに矯正をして歯並びを整え、ほとんどの人がきれいな歯並びをしていますが、
日本人は大人になって後悔することが多いようです。早くに矯正して噛み合せが良いため、欧米人に顎関節症は少なく、噛み合せの悪い人が多い日本に多いということになります。キレイな歯並びや噛み合わせが美しさの問題だけではないことを知っておきたいものです。

口をあけるときにアゴがガクガクすることがありませんか? ものが噛みにくかったり、アゴが痛んだりといった自覚症状があれば、要注意! 顎関節症の初期症状です。ある日突然、口があかなくなる…なんていうことも。そのままにしておかずに、早めに対処しましょう。


もちろん、歯槽膿漏やムシ歯の早期治療・予防は当然です。歯が抜けたり、欠けたりするだけで噛み合わせまで変わるからです。まずは歯科医院でこのような箇所をしっかりチェックし、治療してもらいましょう。
歯の噛み合わせがしっかりしていることは、グッドプレーヤーの最低条件。欧米のナショナルチームの選考では、必ず歯の検査があり、それにパスしないとチームに入れないとか。また、下アゴの骨の高さが高いほど、くいしばる力も大きいのです。スポーツ大国への道は、歯とアゴを鍛えることから始まるのかもしれません。これからはアゴのために、身体のために、歯のことを考えてあげてください。

睡眠障害・無呼吸症


睡眠中に気道(鼻や喉)が何らかの理由でふさがってしまい、呼吸ができず窒息状態になる・・・これを睡眠時無呼吸症候群と呼びます。

車や電車の運転中にこの症状が出て大惨事になった事故をご記憶の方もいらっしゃると思いますが、放っておくと高血圧・心筋梗塞・脳梗塞など様々な合併症を引き起こしかねない危険な病気です。

無呼吸症の
症状
大きないびきが10秒以上続いたかと思うと、1分以上いびきが消失。
再び大きないびきが出現(この繰り返し)

実は、この睡眠時無呼吸症の治療も、歯科と関わりがあるのです。

軽度の睡眠時無呼吸症候群の場合、マウスピースで改善することがあります。(平成16年度からは、医療機関からの紹介を受けることで保険診療が可能になりました)
ご自身の歯型に合わせて、下顎を前方に突き出させるように工夫したマウスピースを着用して就寝すると、気道が広がり、いびきや無呼吸が改善します。
家族に大いびきや無呼吸を指摘されたことがある方はもちろん、下記のような症状がある方は、睡眠時無呼吸症の可能性がありますので、一度ご相談ください。

日中眠くなる事が多い
夜中トイレで起きる回数が多い
起床時に頭が重くてボーッとしている
長時間眠っても熟睡感が得られない

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